酵素とは

1. 酵素とは
「酵素パワーで真っ白に」という洗剤のテレビコマーシャルをよく見かけます。また、消化酵素の入った胃薬も発売されていますし、聞いたことはあるけどいったい酵素って何なのかわからないという方も多いはず。
実は、私たちが生活する空間には、酵素がたくさんあります。洗剤や洗顔料といった「汚れを落とす酵素」や、果物や野菜、味噌や納豆に含まれる「食物酵素」まで、数え切れないものの中に酵素が含まれているのです。
人間にとっても酵素はとっても大切。食べたものを消化して排泄する過程や、お肌の新陳代謝も酵素が働いているおかげでスムーズに行われているんです。まさに、生命にとって欠かせないパートナー。このパートナーのことをよく知り、酵素を健康と美容の味方につけましょう!
よく聞かれるんですが、酵素パワーの洗剤ってどういうこと?

健康と美容の酵素パワーについて知る前に、すっかり日本では有名なった「酵素パワーの洗剤」についてご説明。
洗濯用洗剤には皮脂や袖のアカなどの汚れを落とすために、たんぱく質や脂肪を分解する酵素が含まれています。
ちなみに酵素配合で有名なライオンの洗剤「トップ」にはリパーゼ(皮脂を分解)、プロテアーゼ(たんぱく質を分解)、ステインザイム(食べこぼし汚れを分解)の3つが配合されているとのこと。
さて、それでは人間の健康と酵素についてです。
私たちの生命にとっての酵素の重要性。それを説いたのはアメリカ人の医学者、エドワード・ハウエル博士です。1985年に博士が書いた「酵素栄養学」は、酵素と食事、健康について詳細に書かれた内容で、現在の多くの酵素に関する本や学説がこの「酵素栄養学」の影響を受けています。
人間にとっての酵素の働き

酵素は食べ物の消化を始め、皮膚の新陳代謝、血液の循環など体のあらゆる働きに関わっています。酵素が不足すると、すぐに体調に現れます。やる気が起きない、消化不良、肌の不調なども酵素不足が原因の可能性があります。健康的で若々しい生活のためにも、酵素は重要な鍵を握っています。
普段の食事で取る栄養も、それだけでは体の中できちんと働きません。酵素があって初めて栄養がエネルギーに変わるのです。わかりやすくガスコンロに例えますと、食事からとる栄養がガスで、酵素がマッチの火です。この2つが力を合わせて、はじめてガスコンロ=消化や新陳代謝などの人間の生命活動に火がつき、栄養がエネルギーとなり体の中できちんと働きます。
酵素が無くなれば、栄養がエネルギーに変わることが出来なくなります。酵素は生命活動を司る、重要な中継点であり、司令塔でもあります。
人間に関わる3つの酵素
エドワード・ハウエル博士の酵素栄養学では、酵素を大きく3種類に分けています。人間の体内にある「消化酵素」と「代謝酵素」、そして食物に含まれる「食物酵素」です。
次章、3種類の酵素で詳しく続きを述べます。
この特集を組むにあたり参考にした文献です。
エドワード・ハウエル著 「酵素栄養学(邦題キラーフード)」
小学館 「美的」2009年6月号
主婦の友社 「生で食べれば病気にならない」














