冷え症を酵素で解決

エアコンが発達した現代では、真夏でもオフィスなどでの「冷え」に悩む方が少なくありません。特に、女性にお悩みの方が多く、長袖シャツにネクタイといった男性の多い職場では、男性にあわせて部屋の温度が設定されるため、悩みも深刻なようです。
夏は、外に出ると熱いため、体が毛穴を開いたり、汗をかいて熱を逃がしやすくしたり、「夏モードの冷やす体」に本能的なっているのに、一歩室内に入ると寒いため、「夏モードの体」では更に冷えてしまうのです。
こんな現代病とも言える「夏の冷え症」。もちろん服装や膝掛け、エアコンの温度を下げすぎない、睡眠をシッカリとったり、足を温めたり等で防ぐことも大切ですが、「冷えに強い温かい体」を酵素の力で作りましょう!
代謝酵素が多いと体は温まる!
赤ちゃんは暑がりですよね

体内の酵素には食べ物を消化する「消化酵素」と肌の再生や脳、筋肉の活動の全てに関わる「代謝酵素」があるということをご紹介して参りましたが、冷え症の解決には特に「代謝酵素」が重要です。
この代謝酵素、年齢を重ねる毎に減っていくといわれていまして、たくさん持っている赤ちゃんや子供って、体温が高いですよね。「赤ちゃんは暑がり」というのもよく言われる話です。
代謝酵素が体の中に豊富にあると、お肌の生まれ変わるサイクルも短くなり、若々しいお肌が保てますし、風邪も引きにくく、体温も高めとなり、冷えにも強くなります。また、脳の働きも良いですから、物覚えも良いんです。子供の記憶力と学習能力を見れば納得です。
では、この赤ちゃんのように代謝酵素と温かい体を手に入れるのはどうすればいいのでしょうか?
運動で筋肉を作り、酵素を取り入れよう!
筋肉があれば、体は温まり、代謝酵素が働きやすい。

「私、冷え症なんです。」という女性の方に何人もお会いしたことがありますが、特徴として、「太ってはいないが筋肉が少なく、血流が悪いためか顔色が少し青白い」という方が多いように思います。
実は、女性が男性に比べて冷え症の方が多いのは、熱の重要な発生源である、筋肉の量が少ないからだと言われています。また、筋肉が発達すると血流も良くなりますので、心臓から出てくる温かい血液が手足の先まで行き届きます。
熱を作る筋肉の主な物は、体の中の大きな筋肉、胸、背中、お腹や二の腕、太ももの筋肉です。体幹と呼ばれる体の中心に位置する筋肉ですね。
ココを鍛えるためには、ウォーキングなどの有酸素運動だけでなく、腕立て、背筋、腹筋、スクワットなどのトレーニングを意識して行う必要があります。特に腹筋や背筋は、見た目のスタイルにも影響しますので、少しづつでも鍛えておきたいですね。ちなみに、当社スタッフ有馬久雄君の背筋トレーニング法をYou Tubeで公開しています。
また、筋肉がしっかりあると、同じ代謝酵素の量でも、筋肉の少ない体に比べて、テコのように酵素の働きが倍増し、新陳代謝が活発になっていきます。同じようなケガであれば、一般の人よりもプロスポーツ選手の方が回復が早いと言われますが、この原理による物です。
噛めば噛むほど代謝がアップ

血の巡りや、体温の上昇のための筋肉の活動を司る代謝酵素。体の中の酵素にはもう1種類、消化酵素というものがあり、食べ過ぎたり、多量の飲酒などをすると、たくさん消費します。
消化酵素をたくさん使うと、代謝にまわす酵素が減ってしまうので、体の新陳代謝能力が衰えてしまいます。消化酵素と代謝酵素の合計は一定だと言われていますので、胃腸の消化酵素をムダに使わないようにするためには、
- 良く噛んで、口の中で出来るだけ食べものを消化してあげて、胃腸の負担を和らげる。
- 外出時の暑い時や、夜にビアガーデンで乾杯!というときに冷たい物を大量に飲みすぎない。お腹の中が冷えると、消化能力が悪化します。
- お腹周りを冷やさない。夜寝るときも、お腹だけは薄い布団をかけておき、消化機能の悪化を防ぐ。
など、消化機能を守ってあげて、少ない消化酵素でも大丈夫なようにしましょう。
また、生の食物には自分自身を消化する消化酵素が含まれているのですが、冷え症対策としてはあまり大量に取るのはおすすめできません。生の果物や野菜は、摂りすぎると体を冷やすこともあるからです。
その点、同じ酵素を多く含む食品の発酵食品であれば、体を冷やすことはありません。エアコンの効いた現代なら、夏でも温かいお味噌汁を夕食にお取りいただくのも効果的です。
冷え症対策で人気の食品、ショウガの酵素力

体を温める食べものとして人気のショウガ。ショウガ紅茶やショウガのシロップ漬け等が大人気ですが、酵素力に注目するなら断然おろしショウガです。
生のショウガには、タンパク質を分解・消化する酵素プロテアーゼが含まれていて、漬けダレに加えれば肉を柔らかくし、一緒に食べることで消化促進に役立ちます。
豚肉の生姜焼きも、その性質を利用した料理ですね。
ただし、おろした後はすぐ料理に使ったり、食べることが大切。しばらく置くと、酸化してせっかくの体を温める栄養成分や酵素のパワーが減ってしまいます。
チューブで売られている物も手軽ではありますが、酵素屋としてのオススメは一手間かけて、おろしたてを薬味として使ったり、熱すぎない紅茶に入れたりしてご賞味下さいませ。(ちなみに当店の大高酵素も原材料にショウガを使って発酵させています)
以上、酵素の面から冷え症対策をご提案させていただきました。
(この特集の担当 有馬 丈博)
この特集を組むにあたり参考にした文献です。
エドワード・ハウエル著 「酵素栄養学(邦題キラーフード)」
小学館 「美的」2009年6月号
主婦の友社 「生で食べれば病気にならない」














